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効率的な運用を可能にするCFDの「レバレッジ」とは

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効率的な運用を可能にする「レバレッジ」とは

FXやCFDに関連するウェブサイト等を見ていると、「レバレッジ」という言葉を目にする機会が多いと思います。レバレッジとは「てこの原理(Principle of Leverage)」に由来する用語で、少ない資金を元手にして大きな取引ができることを意味しています。

このレバレッジを利用して効率的に資産を運用できることが、CFDの魅力のひとつです。

例えば、現物株式の投資では株価1,000円の株式を1,000株購入する場合には、100万円(1,000円×1,000株=100万円)が必要となります。

一方、CFDではレバレッジを利かせることができるため、少ない資金で同じ1,000株分の投資効果がある取引ができます。

現物の株式投資とは違い、売買代金すべて必要ありません。その代わりに、「証拠金」を取引会社に預けます。証拠金は、投資家が代金を支払えなくなった時のための担保のようなものです。

維持証拠金率が20%の銘柄であれば、20万円(100万円×20%=20万円)と手数料で取引できます。

維持証拠金に対して何倍の金額を取引しているかを示す倍率を「レバレッジ何倍」と言っています。先程の例で言うと、5倍(100万円/20万円)になります。

レバレッジを利用することで、預けた資金(維持証拠金)は小額でも実際には大きな金額を動かしているのと同じことになりますので、株価などの小さな変動でも大きな利益を期待できるのです。

また、現物株式と比べて小額で取引できますので、複数銘柄に投資して分散投資するという活用法もあります。

このように、レバレッジを高くすればするほど、それに応じて大きな利益が期待できますが、一方で、大きな損失を被る可能性もはらんでいることを十分に留意する必要があります。

現状ではレバレッジ100倍といったハイリスク型のサービスを提供する業者もありますが、金融庁はトラブルを防ぐため、レバレッジを個別株で最大5倍、株価指数で10倍、債券を50倍に制限するなどの規制を導入する方針のようです。

資産運用においては、資金を減らさない(損をしない)ことが重要です。大切な資金を守るためには、「リスク管理」を徹底する必要があります。CFD取扱会社各社では、様々なリスク管理ツールを用意しています。それらを活用し、レバレッジを味方にしましょう。